げんき便り9月号 「未病のススメ」を実行してみました

最近、 当院で月曜日午後と木曜日午後に代診をして頂いている亀井先生から一冊の著書 を頂きました。
「未病改善のススメ」という題名の本で、 とても分かり易く書かれており、 一気に読みきってしまいました。
亀井先生は漢方医を名乗り、 小さい子どもさんにまでも漢方薬を出される事もあり、 飲めない子どもがいて翌日再処方を求められ、 ちょっびり困ったりもしていました。

しかし中には案外根強い漢方薬ファンの方も居り、 そのような方たちには月曜と木曜の午 後に受診されるようお勧めしています。
彼の持論は漢方薬治療は対症療法ではなく根本治療であるとか、 ドイツの医療制度を日本 も見習い、 低所得者は国営の社会保険に入り、 高額所得者は民間保険に入るようにして、 実質国民皆保険制にすれば国家の医療財政はかなり節約できるというものでした。
ただそうなるにはまだまだかなりの時間がかかりそうですが。

更に共著者による第2部では「ヨガ」を日常生活に上手に取り入れると、 ストレス過剰で交感神経が強く刺激され続けて興奮状態に晒されている現代人には、「ヨガ」による副交感神経活発化の効果により、 心と体がリラックス出来て、「未病」の状態から健康体になれるそうです。

猛暑のための熱中症でここ1ヶ月程ジム通いを控えていた私ですが、 マシーンによる体幹筋力アップのトレーニングを再開し、 これを機会にジム主催の「ヨガ教宝」にも少し頭をつっこもうかなと考えています。 果たして筋カアップと心身のリラックスの両立が出来ま すでしょうか?体がとても硬い私にはかなりハー ドルが高いですが、 現在インタ ーネットでヨガのポーズの画像を見て研究中です。

また第3部では免疫音楽療法について書かれていました。
なんでもモーツアルトやパッハなどのクラシック音楽の中で周波数 528 ヘルツが多く含ま れる楽曲をヘッドホンで聴きながら寝ると、 小腸の血流が良くなり免疫力の向上や副交感神経の働きも活性化され心身がリラックスして、 睡眠の質が向上し、不眠症治療になるとのことです。

何でも素直に即挑戦してみて、 これが一過性のマイプームに終わるものかどうか自分の身体で試してみます。事の顛末はいつかげんき便りでご報告いたします。
これも行方不明の2歳の男の子をあっという間に発見・救助された、 78歳のスーバーボランティア・尾畠さんの行動力に刺激されたからかもしれません。