No.214 還暦に思う

平成23年の新年も明け、早くも2月に入ろうとしています。

今年頂いた年賀状の中には、私が還暦を過ぎて間もないこともあり、友人達の中には早くも隠居暮らしを楽しんでいたり、再就職で週に3日だけ働けばよい人もいたりしてうらやましい限りです。

でも私はまだ体と頭が動く限りは頑張りたいと思っております。

少し大げさかもしれませんが、おまけとも言える残りの人生をどのように世の中にお返ししていけばよいのかを自然と考えるようになりました。

そのひとつが献血です。私は余り血管が太くないので心配でしたが、さすが日赤の看護婦さん!サッと上手に採ってくれました。これからも4ヶ月に1回のペースで続けていこうと思います。

他には、病気や飢えに苦しむ世界の子供達のためにユニセフに寄付をし始めました。今後、行田地域でも喜んでもらえる貢献をいろいろと考えていきたいと考えています。昨今のタイガーマスク(伊達直人)ブームもなんとなく分かる気がします。皆さん今まで生きてこれた世の中への感謝とお返しがしたいんじゃあないでしょうか。

診療面では今年4月から、1年365日休まず外来を開いて日曜・祝日診療をしていこうと思います。診療所版徳州会ってところでしょうか?

それから行田市の乳幼児健診にかかわる回数をもっと増やしてもらい、育児支援をしっかりやっていきたいと思っております。

また輸入によるポリオの不活化ワクチン注射をはじめとした、時代を先取りした種々のワクチン接種に力を注いでいきたいと思っております。

いずれ数年の後には子供達がクリニックを継いでくれることと思いますが、それまで全力で頑張り、その後は空いた時間には往診を始めたり、発達障害・心理相談外来を設けたりと今までとは違う形で働いてみたいです。ちょっとした「夢物語」ですが・・・

「夢」と言えば今年の「初夢」は「私の肩に立派な鷹がとまった夢を見たので」ジャンボ宝くじでも当たるのかと思ったのですが、ダメでした。

しかし今年の残りの日々で何か素晴らしい事が起こるかもしれないと密かに期待しております。

皆様も素晴らしい1年をお過ごし下さい!

院長