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NO.103

平成12年12月1日発行

2000年もまもなく終わり、21世紀がいよいよスタートします。
現代はただでさえ慌ただしい時代なのに、年末年始ともなれば、さらに忙しさに拍車がかかる感じですよね。

そういえば、忙しいという字は心が亡びると書きます。
最近娘に、ミヒャエル・エンデ作の『モモ』という本を買ってあげましたが、自分でも読んでみました。
その中で次のようなナゾナゾが出されます。

『3人の兄弟が一つの家に住んでいる。ほんとはまるで違う兄弟なのに、お前が3人を見分けようとすると、それぞれが互いにうりふたつ。
一番上は今いない。これからやっと現れる。
二番目もいないが、こっちはもう家から出かけた後。
三番目のチビさんだけがここにいる。
それというのも、三番目がここにいないと、あとの二人はなくなってしまうから。
でもその大事な三番目がいられるのは、一番目が二番目の兄弟に変身してくれるため。
お前が三番目をよくながめようとしても、そこに見えるのはいつも他の兄弟だけ。
さあ言ってごらん。3人はほんとは一人かな?それとも二人?それとも、誰もいない?
さあ、それぞれの名前を当てられるかな?
それが出来れば3人の偉大な支配者が分かった事になる。
彼等は一緒に、一つの国を治めている。』

答えは3人兄弟のうち一番目が「未来」、二番目が「過去」、三番目が「現在」、そして3人が一緒に治めている国と言うのは『時間』ということです。
年齢不詳の不思議な魅力を持つ孤児のモモが、「あなたの無駄な時間を貯蓄しませんか??すごい利子がついてお得ですよ。」と言葉巧みに誘う『時間ドロボー』と戦います。
ほとんどの人間がその誘いに乗ってしまい、無駄に思えた時間を売り渡すことによって、不機嫌になり、優しさを無くし、どんどん精神的に貧しくなっていってしまう。

さあ皆さんも『モモ』になりきって、時間ドロボーと戦い、自分の時間をどう使っていこうか?と真剣に考えてみませんか!
そして素晴らしい21世紀の新年のスタートを切る参考にしてみてはいかがでしょうか?

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