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NO.159 格差の拡大

小泉「改革」が進む中、富めるものと富まざるものの格差がますます拡がりつつあるように思えてなりません。
税金は増える一方だし、企業業績はバブル時期並みと言われていますが、リストラ、パート化、労働強化の結果であって、労働者個人の給与にはあまり反映されていないようです。
そんな世相の中で、医療の世界でも気になる動きがあります。
失業して健康保険が切れているにもかかわらず外来受診する人が増えています。この場合、保険負担分は医療機関が被るしか仕方ありません。
さらに最近、年間20万円程の保険料を払えず、2年間未納が続くと国民健康保険証を取り上げられ、医療費全額負担を強いられる人が増えていると聞きます。
保険証の取り上げは6年前に義務化され、主に保険料の未納者に対する罰則で未納者を減らす目的であったものが、逆に払えない人がその後も増え続け、平成16年度には全国で30万世帯以上、埼玉県でも8千世帯にのぼり今後もさらに激増していくものと思われます。
このままでいくと一部自己負担化の動きとあわせて、世界に誇れる日本の国民皆保険制度が急速に崩れていき、金持ちだけが保険に入れ医療の恩恵に属し、その他の人達は保険に入れず薬局やスーパーで大衆薬を買ってしのぐしかできなくなります。
障害者自立支援法も改悪され、医療費免除の対象となる疾患が少数に限定され、手続きも煩雑になり、申請する人を減らそうとやっきになっている政府の姿勢が見て取れます。
強者に甘く、弱者に冷たい世の中にまっしぐらのようで、残念でなりません。

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