NO.20

平成5年8月19日発行

あいつぐ地震、長い梅雨と台風の被害、そして冷夏と異常続きの自然現象が続いています。
なんだか、天が怒って、我々に何か警鐘を鳴らしているかのようです。
外来でみる子供達も、今年は心なしか日焼けが少ないようだし、いつまでも喘息気味の症状が抜けない人が多いみたいです。

ギラギラとした太陽をいっぱい浴びて、汗をたっぷりかいて、夏らしい体験をしないと、また、人間だって自然の一部ですから、心も体も季節のメリハリをはっきり体験しないと、秋以降風邪をひきやすかったり、不定愁訴に悩まされる自律神経失調症になったり、眠れない、食べられない、やる気が出ない等、うつ状態になったりと、心と体に変調をきたす人が増えやしないかと心配になります。

ところで、秋には開院二周年の病院祭があります。(9月12日)
社会で働く準備をしている精神科デイケアメンバーの日頃の成果を発表し、参加される皆さんと共に楽しめるような様々な企画を用意しております。

友の会の会員をはじめ、ボランティアの方々、そして一般の患者さん達と共に、開かれた医療を目指したいと思いますので、是非多くの方々の参加、協力をお願い致します。