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NO.22

平成5年11月4日発行

今回は、ヒステリーについて書きます。
ヒステリーというと、映画や小説によく出てくるように、プライドの高いわがままな老婦人がハンカチを咬みしめながら「キーキー」と言って、くやしがりながら倒れる姿が浮かぶかもしれませんが、医学・医療でいうヒステリーというものはそのようなワンパターンではありません。
いろいろな精神的ストレスと、肉体的疲労とストレスが混じり合って、自分を外界から守るために本能的に身体的症状が表に現れるものなのです。

例えば、失神発作で倒れる、足に力が入らなくなり歩けなくなる。体中の知覚が敏感になりすぎて痛くてたまらなくなる、突然目が見えなくなる、呼吸が苦しくなり、ハーハーして手足がしびれる、そして、意識はあるのにしゃべれなくなる等です。美智子皇后の症状もどうやらヒステリーの範ちゅうに入るみたいですね。

ヒステリーの治療はというと、心も体もひと休みさせて、疲れを癒すこと、薬としては安定剤の内服、そしてカウンセリングにより、ストレスを外に吐き出すことと自分を見つめ直して精神的なゆとりを取り戻すこと等です。当院でも心理療法士によるカウンセリングを行っていますので、利用されると良いでしょう。

それにしても、言論の自由と噂による言葉の暴力とは区別してほしいものです。美智子皇后の一日も早い回復を祈ってやみません。

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