NO.55

平成8年8月1日発行

アトランタオリンピックが今行われていますが、時差の関係で夜中にテレビ生中継される事が多く、寝不足の毎日が続いています。(一時期のオウム報道でテレビにクギづけになって、寝不足になったよりましかな?)

それにしても、ブラジル相手に金星をあげたサッカー、良かったですね。
予想通り金メダルをとれた選手、普段の実力を出せずに予選落ちした選手といろいろで、テレビの前で一喜一憂しながら無責任な応援を楽しんでいます。

「負けて申し訳ない」「引退します」と涙ながらに語る選手を見ると、あまりの悲壮感に元マラソンの故円谷選手を思い浮かべて胸がつまります。
勝負は時の運だし、努力してオリンピックに出場できるほど技、肉体、精神力を鍛え上げられたんだから、そんなに卑屈にならなくたっていいんだよと言ってあげたい。本当はスポーツにしろ学問にしろどこか楽しんで生活を豊かにするような面がないと、味気がない気がします。

中学・高校での体育や部活、詰め込み教育の勉強でも、卒業後に「もうスポーツはこりごり」「勉強なんてウンザリ」という気持ちが残ると、その後の人生の過ごし方に与える影響はさぞかし大きいことだろうと思います。

今、40歳半ばを少し超えて、水泳やマラソン等に挑戦している私ですが、いつかハーフでもいいから、マラソンやトライアスロンのレースに出られるようになりたいと夢見ています。でも口の悪い先輩からは「40過ぎたら体を鍛えるもんじゃあないよ」と冷やかされています。
ジムで見かけたら応援して下さいね。