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NO.80

平成10年11月1日発行

先月号に続いて美智子様の話をします。
美智子皇后がインドでの国際児童図書に関する国際会議で基調講演を行い、その内容がすばらしいと大きな反響を呼んでいますが、その講演の全文が11月25日に単行本として出版されるそうです。
(当院には全文のコピーとビデオがありますので、希望者はお申し出下さい)

私は別に天皇崇拝者でも民族主義者でもありませんが、子供の頃、美智子様が皇室に嫁がれて以来なぜか気になり、心配もし、できることなら応援してさしあげたいという心情でずっと40年近い年月を見守ってきました。

家柄とか格式とかを振り回して旧華族・貴族・皇族達が何かにつけて「いじめ」らしきことを美智子様に行っているであろうことは容易に想像できました。
そしてみるからにやつれていく美智子様の姿を見るにつけ、その事を確信したものです。

しかし美智子様はストレスで失声症という言葉が出ない状態になりはしても、決して自分に様々ないじめや嫌がらせをした人々に対して仕返しをしたり、されたことを口外して非難するようなことをしませんでした。

つつましやかで心が広く、苦しみを自分の中でしっかりと受け止めて耐えることのできる強さを持った大人の人間だと思います。

今の世の中「ひとこと気に入らないことを言われたらすぐさま何倍も言い返さないと気がすまない」と言う人が多いなか見習いたいものです。

同じく皇室に嫁いで苦労されたイギリスのダイアナ妃とは好対照を成していると思えてなりません。
ダイアナ妃は交通事故で非業の最後を遂げたため、多少美化され同情もされましたが、彼女の離婚にいたるまでに取った一連の行動は、ある面では幼稚でわがままで品位に欠けるなとさえ思えたものでした。

美智子様は長年の逆境のなかでも品性を保ったばかりか、今回の講演ではかなりの知性と教養、物事に対する深い洞察力をそなえた人物であることがわかり、多くの国民が改めて驚きと尊敬の念を抱いたからこそ、今回のような反響となったものと推測されます。
今後のますますのご活躍が楽しみに思えます。

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