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お腹の風邪

冬になって冷え込んでくると、お腹をこわす風邪がかなりはやってきます。何の前触れもなく突然吐き気に襲われ、その後何度も吐き続けることから始まることが多いのがこの風邪の特徴です。
そしておへそを中心に胃の周辺がかなり痛くなり、熱が出たり下痢したりする症状を伴うことが多いものです。
早ければおよそ3日程で、あっという間に通り過ぎて行きます。もちろん子供を中心に流行しますが、大人や赤ちゃんもかかります。赤ちゃんがかかると、白い下痢便になることが多いので、「白色便下痢症」と呼ばれることがあります。
とても伝染しやすく、人から人へおよそ3~4日ほどで移って行きます。兄弟全滅、家族全滅というケースもまれではありません。
集団食中毒と思われるほど集団感染するため、ウイルス性食中毒と呼ぶ向きもありますが、ウイルスは生き物の体内でのみ増殖でき、食べ物に付着しても増殖できない(生きられない)ので、『ウイルス性胃腸炎』と呼ぶべきでしょう。
このお腹の風邪を引き起こすウイルスは実に7~8種類以上存在するので、ひと冬に2~3回かかったり、毎年のようにかかる人がとても多いです。
『治療法』は、まず基本は食事療法です。
半日から1日ほど何も食べずに胃を空っぽにして休ませるのが一番。飲み物を与えるなら、生温かいとよけいに吐き気を催すので、のどごしの良いよく冷えたイオン飲料を一口づつ与えましょう。
比較的重い場合、吐き気を抑える座薬を入れたり、ぶどう糖たっぷりの液を点滴したり静脈注射することもあります。
少し回復してきたら、お粥やよく煮込んだウドンを少しづつ食べさせてやりましょう。
子供は少し良くなるとつい食べ過ぎてまた再び吐き始めてしまいがちです。
親がしっかり見極めて食事をコントロールしてあげて下さい。
インフルエンザですか?と尋ねる人が多いのですが、症状が全く違います。
インフルエンザは予防接種をあらかじめ受けるなり、人込みを避けるなり、うがいをしたり、暖かい服装をし、夜はたっぷり寝て予防して下さい。
もしかかってしまったら、早めにアマンタジンという特効薬を飲むと良いかもしれません。
慌ただしい年末年始を風邪知らずで過ごせるといいですね。

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