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頭の虱(しらみ)

この時期、学校や幼稚園・保育園で指摘され、虱(しらみ)ではないかと外来を訪ねてくるお母さんがいます。

診断は虫を見つけるより、毛髪に付いた白いフケのような卵の存在で分かります。

現在はこの病気の治療はあまり難しくはなく、スミスリンという薬の粉末を薬局で買い求め、1回に70グラムほど頭の髪にまぶして手ぬぐいで頭を覆(おお)い、1時間ほどあとに洗髪します。
2日後とさらに2〜3日後に同じ事をします。

洗髪直後にできるだけ目の細かい櫛で、髪についている虱の卵を櫛削るようにして髪を整えます。
この処置を丁寧に行えば大抵は治癒するでしょう。

どこかでうつった雌の虱は毎日5個ぐらい、1ヶ月に100個ぐらい生むと言われています。
卵は1週間ほどで孵化し幼虫に、さらに2週間後に成虫となります。

虱は頭皮から血を吸い、この吸血によって人は痒いと感じる症状となるのです。
スミスリンという薬は、副作用の強いDDTという薬に替わって開発され、安全性は高いが効果はDDTと比べるとやや弱く、そのため時々小流行が起こっています。

防止策としては、虱を持っている子どもの帽子や櫛、枕、枕カバーの共用を避けて下さい。
布に付いた虱は60度前後の熱で10分くらいで死にます。
子どもどうしの遊びも、頭の接触を避けるようにしてください。

いずれにしても、それほど大騒ぎするような怖い病気ではありませんのでご安心下さい。

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