歯槽膿漏(歯周病)に抗カビ剤が効く?】

歯槽膿漏(歯周病)とは慢性の炎症から歯ぐきが崩れ、歯が抜ける病気で、原因としては歯の表面にくっつく最近の塊であるプラークが悪さをすると考えられていました。
そのため、このプラークを除去する長時間にもわたる歯磨きが治療の基本と考えられてきました。ところがある歯科医が3年程前、カビの一種であるカンジダ菌によるひどい口内炎の患者さんに、抗カビ剤「アンホテリシンB」のシロップによる口腔内のうがいをさせました。
すると不思議にも一週間程度で、口内炎だけでなく歯ぐきからの出血や歯のぐらつきという歯槽膿漏の症状までほとんど消えてしまったそうです。
詳しく調べてみたところ、歯槽膿漏の患者さんの歯ぐきや歯の表面には想像以上のカンジダ菌やその胞子が侵入しており、プラークの大部分もカンジダ菌である事が分かってきたそうです。今後の研究結果によっては世界中にこの治療法が広まるかもしれません。
歯槽膿漏にお悩みの方!とてもまずいシロップ剤ですが、飲まずにうがいだけですから副作用の心配もないので、一度試してみませんか?もしかしたら口臭予防にも効果があるかもしれません。それについてはみずから試してみることにしましょうか?