生活習慣病

成人病は今では生活習慣病と呼ばれるようになりました。それは、「悪い生活習慣の中で暮らしているとなりやすい」という意味と、「成人に限らず子どもでもなりますよ」という意味が込められているからです。
主なものとして、糖尿病、高血圧、高コレステロール・高脂血症、通風などが挙げられます。それぞれの病気には特別の治療薬がありますが、やはり基本は食事療法と運動療法です。
食事は脂肪や動物性たんぱく質に偏りすぎず、植物性たんぱく質や炭水化物、繊維質の多い野菜類、ビタミン・ミネラルなどをまんべんなくゆっくりと食べて摂取カロリーの取りすぎを抑えます。
運動はできるだけ無理なく毎日続けられるものが好ましく、激しすぎて筋肉や関節を痛めないように気をつけて下さい。
高齢でとても元気なお年寄りに共通している事は、みなさんよく歩いていて、足腰がとても丈夫なことです。
出来ることならば毎日30分以上歩くことが望ましいとされています。温水プールで1時間以上水中歩行するのもおすすめです。
これからは大人も子どもも寒い冬を迎えて厚着をし、あまり動かなくなりがちですし、忘年会や新年会でお酒を飲んだり、クリスマスケーキを食べたりする機会が増えるので要注意ですね。
今や日本人は大人も子どもも欧米をしのぐ、血中コレステロールの高い国となってしまいました。これからは次第に日本人の寿命は短くなっていくであろうと予想されています。 21世紀をまじかに控えて、自分や子ども達の生活習慣をもう一度見直してみませんか?