Home > 院内報 > げんき便り 321号 令和2年7月1日

げんき便り 321号 令和2年7月1日

皆様この度は大変ご心配とご迷惑をおかけしております。

現在、私は一度は退院ができましたが、肺炎が再燃し急性増悪のため再入院してしまいました。しばらくは4人の代診してくださるドクターのご尽力を頂いて、何とか外来診療を継続してもらっております。現在通院されておられる患者様においては日常の症状に特別な変化がない場合はしっかりと代診のドクターに診てもらった上で定期処方を出してもらっ てください。

私は治療が功を奏すれば7月中には退院できるとは思いますが、何分にもかなりの重症でしたので回復には薬の減量をしつつ自宅安静が長期間必要になりそうです。 おそらく外来復帰には 最短でもお盆明けか9月からになりそうです。

今、世界中でコロナウイルスの感染拡大で大変なことになっておりますが、皆様も是非とも細心の注意を払ってご自身の身を守ってくださいませ。特にコロナウイルス肺炎はたちが悪く、間質性肺炎というあっという間もなく命を失いかねないタイプの肺炎です。

私が罹ってしまった肺炎も(コロナウイルスが原因ではなかったのですが)ほぼ同じような病態の間質性肺炎でした。ある程度回復しても肺の末端の肺胞細胞の線維化が起こって 硬くなり、酸素交換が難しくなり、常に酸素り吸入が必要になる肺線維症になるかもしれま せん。全力で治療に頑張りますので、外来診療に復帰できましたらお互い元気な笑顔でお会 いしましょう。

今回の肺炎発見にはかなりの偶然、奇跡がありました。午前の診療終了時に何気なく診察机に置いてあったパルスオキシメ ーターという酸素飽和度を測る測定器を指に当てたところかなり低値を示し、すぐさま肺のレントゲンを撮ったところ肺が真っ白になっていました。近くの総合病院で肺のCTを撮ってもらったところ、かなり重症の間質性肺炎ということが分かり、緊急入院してしまったのです。少しでも発見が遅ければ、生命がなかったと言われました。その後1か月ほどして退院させてもらい、自宅で療養しつつステロイドホルモン剤を減量していたのですが、2週間程して再び少し歩くだけで息苦しさを感じて嫌な予感がし、迷わず外来受診して肺のCTを撮ったところ、わずか1週間でまたもや肺が真っ白 になっていました。再入院して直ぐに酸素吸入も必要な状態に陥り、最終手段としてステロ イドホルモン大量パルス療法という強力な治療をして頂き、しかもそれが幸いにも著効し てくれたため、一命を救って貰いました。2度も生死を分ける絶妙なタイミングでした。

この度の闘病経験を生かして、患者様のちょっとした異変も見逃さない、より繊細な診療を心がけたいと思っております。これからもげんきクリニックをよろしくお願いいたします。

院長

Home > 院内報 > げんき便り 321号 令和2年7月1日

南川げんきクリニック
お知らせ
診療案内
院内報
子供の病気

精神科デイケア/ナイトケア
精神科グループホーム 病理保育所げんきキッズ
障害児リハビリ

Return to page top