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げんき便り2016年8月号 原爆と原発に思う

5月からずっと暑い日が続いていますね。今年は梅雨だと言っても、関東地方のダムの貯水量はとても少なかったようですが、逆に梅雨のないはずの北海道が大雨で大変な事になっています。ようやく梅雨が明けましたが、皆さま熱中症には十分気を付けて下さい。その予防のためにもエアコンを上手に活用する事をお勧めします。

8月になると、10年程前に家族そろって広島の原爆ドームに行ったとても暑かった日の事を思い出します。原爆資料館での写真や遺品はとても衝撃的なものでした。平和な日常が一瞬にして地獄絵図のようになってしまったのです。

核兵器を人類は絶対に保有したり、実際に使用してはならないと胸に深く刻んだものです。しかし、最近読んだ本で今迄知らなかった原爆に関する新事実を知りました

8月6日広島に落とされた「リトルボーイ」という名の原子爆弾はウラン型で、8月9日に長崎に落とされた2つ目の原子爆弾「ファットマン」はプルトニウム型だったという事です。

アメリカは2つの全く違うタイプの原子爆弾の効き目を実際に試す実験目的で2回も日本に落としたという事です。何も第二次世界大戦の終戦を早める為ではなかったという事です。しかもヨーロッパのドイツではなく、アジアの黄色人種の国日本に落とした事にはかなり人種差別的な臭いも感じられてなりません。

更に核分裂のエネルギーを爆弾に利用することを平気で追及していた科学者・研究者の倫理道徳観も非常に疑われます。

また核の平和利用であるはずの「福島」原子力発電所が実は、地震多発地帯であるアメリカ西海岸では導入を禁止されていた欠陥だらけのアメリカGE社製の原発を日本に超高額で買い取らせて建設していた事も知りました。

勿論「万が一の時の補助電源を津波の届かない高所に設置すべき」という内部の警告があったにもかかわらず実行せずにそのまま放置していた東京電力にも大いに責任があると思います。

その後建設された原発は「日本製であり、おおむね安全」と言われていますが、配管の化け物と言われる大型原子炉をわざわざ作り続けるのもあまりにも愚かな事だと思えます。

それよりもかなり以前から日本人の服部禎男氏が開発し、特許を取得している「超小型原子炉」を導入していればよかったのにと今にして私は思います。

直径1メートル以下の炉心なので万が一何らかの事故が起きても核物質の連鎖反応は自然に止まり、メルトダウンは絶対に起こらないそうです。運転員もいらず核燃料の交換もいらずに40年間作動し、燃料が燃え尽きるとの事。1台2万KWの出力があり地産地消
のため大掛かりな送電線網も一切いらないという。静岡県浜岡原発並みの敷地があれば80基程の設置で十分であり、いざとなれば発電量は30倍にも出来るとの事。

テクノロジーの進歩は当然重要な事ながら、どの技術をいつ誰がどのように導入するかを決断する事がつくづく大切だなと思う今日この頃です。根本的には原子力の巨大な予算に群がる政治家や経済界の在り方が大いに問題だと思います。

院長

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