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げんき便り5月 272号 端午の節句を迎えて

5月5日はこどもの日ですね。端午の節句と言い、男の子の誕生と成長のお祝いです。

昔はよく庭先に長くて大きな柱に巨大な鯉のぼりが悠々と風にたなびいて泳いでいました。今はベランダに小さな旗のような鯉のぼりで済ませている事が多くなりました。それに金太郎や武者人形、立派な鎧兜などの5月人形なら部屋の一角にも飾れますね。

今や少子化が進み、人口減少が懸念され始めました。そんな事はとっくの前から予測されていたのに、国による後手後手の少子化対策の遅れの結果でしょうか。

若い働き手が足りなくなると言いつつ、ヨーロッパのような移民・難民の受け入れの問題から日本政府は目を背けていますし、若い夫婦の共働きの施策も不十分です。

最近外来で在日外国人の方から就労困難の問題で相談を受けました。利根川を挟んでここ北埼玉と群馬県南部はすぐ隣り合っています。太田市や大泉町には多くの日系ブラジル人やペルー人その他の国々の方たちが住んでおり、外来にも大勢罹られています。

ペルーの元フジモリ大統領の縁戚の方を知っていたので相談したところ、最近在日ペルー友好協会が出来たばかりで、その埼玉支部を教えて貰い就労の支援をお願いしました。(心療内科は今やよろず相談所状態にあり、医療を超えた相談が毎日のようにあります。)

若年労働と言えば、今や共働きが当たり前のような社会になってきましたね。私も小学4年生からずっと「鍵っ子」と言われ、両親が共働きをしていました。だからこそ両親は自分達の家を建て、私を大学まで行かせ、開業の支援もしてくれました。

今や女性たちは結婚したからと言ってせっかく身に付けたキャリアを捨て働くのを諦めて「家に入り、出産・子育て・家事に専念すればいい」という時代ではなくなりました。

「保育園落ちた。日本死ね。何が1億総括社会だよ!」という匿名のメールが話題になりましたが、0才から預かってくれる保育園や幼稚園、託児施設が圧倒的に足りないのです。

小学校からは国民全員が義務教育を受けられる体制が取れている国なのだから、0才から子どもを預かれる体制を作るのはそう難しくないはずです。保育士さんもいっぱいいます。あとは予算の問題でしょうが高齢者対策の予算を子ども対策に回せないものでしょうか。最近65才以上の1000万人のお年寄りに3万円支給するといった選挙対策らしき施策が実行されています。

フランスや北欧の国々では子どもの出生率がかなり低下したのでその対策として、働く女性が辞めないで働き続けられるよう保育や子育て支援制度を整えた結果、出生率がかなり上昇してきているという実績・前例に日本政府も大いに学ぶべきだと思います。

子どもを安心して産み育てられる環境を作り、人口減少に歯止めがかかればいいですね。本当にみんなが働き甲斐をもってイキイキと活躍できる社会を実現してほしいものです。

院長

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