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日本の予防接種が大きく変わります

今日本の予防接種が大きく変わりつつあります。世界標準から20〜30年は遅れていると言われ続けていた日本のワクチンの接種状況もここ1〜2年でかなり改善されました。

肺炎球菌・Hibワクチンが導入され無料で打てるようになったのが一番の変化です。

子宮頸がんワクチンも若い女性に無料で打てるようになりました。このワクチンのおかげで年間数千名もの子宮頸がん患者さんが激減すると期待されています。

今後は子ども達への過密なワクチンスケジュールを解消し、一刻も早く多くの免疫を付けてあげ、赤ちゃんの重い病気・合併症を予防する意味で、「複数のワクチンの同時接種を推し進める事が急務である」と小児科学会でも推奨する声明が出されています。

日本では従来一回接種でよいと言われてきたMR(麻疹・風疹)ワクチンも2回接種をするようになって5年が経ちました。大きな流行も収まり随分と成果が挙がっています。

今後はMRワクチンと同時に水痘やムンプス(おたふく風邪)ワクチンを1歳で同時に打つようになり、しかも無料になる予定です。

更に2歳までに水痘ワクチンは2回目を打ち、小学校入学前にMRワクチンと同時にムンプスワクチンの2回目を無料で打てるようになる見込みです。

その他赤ちゃんの「嘔吐下痢症」に対するロタウイルスワクチンを飲ませる事が可能になりました。ロタリックスというワクチンでは生後2週以降から1回目を、更に4週間後に2回目を飲ませ、遅くとも生後24週までに終了させなければなりません。

B型肝炎ワクチンも生後2ヶ月〜3ヶ月から接種可能で、4週間隔で2回打ちます。3回目は5〜6ヶ月後に打ちます。打ち始めは何歳からでも良いのですが、なるべく早く打ってあげましょう。このワクチンも近いうちに無料になる見込みです。

Hib・肺炎球菌ワクチンは生後2ヶ月から可能で、2回目からは4週間後にDPT(3種混合)ワクチンとの同時接種をお勧めします。

Hib・肺炎球菌・B型肝炎・BCG・ロタウイルスワクチンの複数同時接種も可能です。組み合わせに於いて、打つワクチンの数や組み合わせの制限は特にありません。

つい先日横浜で行われた外来小児科学会でも、ワクチンの複数同時接種の話が中心でした。

9月からは小児マヒ発症の恐れが問題となっていたポリオの生ワクチンが中止になり、ポリオ不活化ワクチンの注射が始まります。もちろん無料接種となります。

更に11月からはポリオ不活化ワクチンとDPT3種混合ワクチンを合体させた4種混合ワクチン接種が始まります。これは原則初めて打つ生後3ヵ月の赤ちゃんからが対象となり、それ以外の赤ちゃんはDPTと不活化ポリオを1回1回別個に打つことになります。

何か分からない事がありましたら地域の保健センターか当院にお問い合わせ下さい。

なお当院では過密で複雑なワクチン接種に対応できるよう月〜土曜まで毎日ワクチン接種の時間を設定しています。

当院ホームページ・携帯電話、受付にてご予約下さい。

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