げんき便り 9月号

 暑く長かった今年の夏も終わり、ようやく過ごしやすい9月になりました。
皆様はこの夏をどうお過ごしだったでしょうか。
私はずっと自宅に籠って居たので余り蒸し暑さも感じずに割と快適に過ごしておりました。
ただ蒸し暑い日本の夏にはやはりクーラーが絶対に欠かせませんね。
我が家の猫ちゃんも人間と共に一緒に屋内で快適に過ごせたかなと思います。
かつての夏は早朝にワンちゃんとの毎日の散歩が自分にとってはとても程良い運動になっていました。
また親しくしていた著名な指揮者が倒れられ、お付きの方からSOSの電話があり埼玉から都内まで2時間半ほど高速道路や下道(したみち)で車を走らせて点滴をしに行った事もありました。その時はなんとか一命を救うことも出来お役に立ててホッとしたのを覚えております。{持つべきは友達}ではなく「困ったときのお医者さん」ですかね。
誰しも身近に頼れる親しくて直ぐ様駆けつけて診てもらえるお医者さんが居れば頼もしくて良いのかもしれません。
ただ医者の側からすれば、本当に困った重症の時ならば良いのですがいつでも電話すれば気軽に簡単に診てもらえるという事で、気軽に電話をすれば診てもらえるという事で寝る間も無くて一時は疲れ果て倒れる寸前になった事もありました。
やがて患者さん達から{先生を使い捨てにしてはいけない}という事となり、かなり考えて受診してもらえるようになり助かりました。
またその事がきっかけで近隣の総合病院が日曜診療や夜間、早朝の診療をしてくれるようになり今は身体を休められるようになりました。
当時近隣の病院で働いていた頃毎日いつでも診てもらえるという事で北埼玉、特に行田周辺からの子どもさん達の急患を診ることが多く行田市での開業を決心したのです。まさに医療過疎の地域のようなものなんだと思い遣り甲斐を感じていました。
色々な事がありましたが、皆様に助けられながら30数年無事にやって来られました。
大変感謝しております。これからもよろしくお願いいたします。
                              院長                                              

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