げんき便り 8月号

早いもので今年もすでにお盆の時期に入りました。

久々の日本主催の2回目の東京オリンピックも今たけなわです。毎日テレビを見ながら日本選手を熱狂しながら応援しています

改めて考えてみると「日本」という国は太平洋の端っこにある小さな島国にしては歴史や文化文明が素晴らしい国なんだとつくづく思います。誇りに思いますし、もしかしてこれが私の愛国心というものなのかもしれません。

中国4千年の歴史とか日本の二千六百年に亘る歴史とかを物心のついた小学校4年生の頃に学校で教わったのをとてもよく覚えています。

その頃坂本龍馬や勝海舟のドラマをテレビでやっていましたが、確か「龍馬伝」や「親子鷹」とか言っていました。

特に旗本御家人にも拘らず庶民と親しく接する気さくな勝小吉と江戸幕府の藩校である昌平講に学ぶ優秀な息子の勝麟太郎(のちの勝海舟)の親子関係がとても素晴らしく、自分自身の父との親子関係の取り方の参考となりました。勝海舟が西郷隆盛と対峙して江戸幕府の無血開城を実現した「親子鷹」のドラマは当時10歳だった私の心にとても強い印象に残っています。

そんなすごい人達が日本の幕末には沢山いたのだと、とても感動したのを覚えています。
それらはその後の私の人生に多大な影響を与えました。それ以来60年以上も父や母を尊敬しつつ、親に恥じない人間として生きていこうと思い、今も努力して生きております。

世のため人のために尽くす事。義を見てせざるは勇無きなりが「座右の銘」になっております。皆様はどうでしょうか。

                  院長