げんき便り8月号 「災害的猛暑と国土強靱化政策」

未だ経験のない猛暑が日本列島に襲い掛かっています。
皆様お体の具合は大丈夫でしょうか?気象庁も災害並みの猛暑であり、熱中症には充分に注意するよう勧告しています。
かくいう私も夜間のクーラーの加減を弱く設定していたためか、明け方から具合が悪くなり体が動かなくなり1 日だけ臨時休診にさせていただきました。
大変ご迷惑をおかけいたしました。まさに医者の不養生と言えます。

連日自分で注射や点滴をしたり、クーラーの下で頭にアイスノンを当てたりして何とかその後は休診もせずに診療を頑張っております.
ともかく体が怠く、食欲もわかず、夏バテ状態と連日固っております。

ゲリラ豪雨と亜熱帯のような熱波、台風の大型化など地球温暖化による異常気象の現れのように思えてなりません。その他火山活動、大地震、津波も心配です。
日本のように災害が起こり易い国土に住む国民としてはあらゆる部門での国土強靭化政策を行ってほしいものです。

行田ロータリークラプのある建設会社の社長さんが安倍政権下の国土強靭化政策の委貝になられておられるそうですが、1 度も会合が開かれていないと嘆かれていました。
恐らく国の歳入・支出のプライマリーバランスを黒字にしないと国が破綻してしまうと唱えている財務省の考えに安倍首相、日銀総裁、与党・野党の国会識良たちが何も言えない状態です。

20 数年に亘るデフレ不況から脱出するためには建設国債、赤字同債をどんどん出動させて国土強靱化政策をとらなければ日本の経済発展は望めず衰退していってしまいます。
自国通貨である「円」建てである限り国債はい<ら発行しても国家破綻は起きず、逆に経済発展、経済成長が起こるはずなのです。

今この猛暑をピンチからチャンスに変えるため国土強靭化政策、そのための国債出動政策、デフレ不況脱出政策に是非着手してほしいと思っております。
くれぐれも「のど元過ぎれば熱さを忘れる」になりませんように願っています。

院長