げんき便り 2013年12月・2014年1月号 行田に骨を埋める決意

2013年もわずかあと1か月を切りました。1年間というものが、年を取ってみてみるととても短く感じます。10歳の頃の1年間は人生の1/10ですが、60歳の人間にとっての1年間はたったの1/60ですから無理はないのかもしれません。

ところで12月2日にげんきクリニックも開院23年が経ちました。

「病気に休日も祝日もお盆・お正月もない」という思いで近年は年中無休の診療をしてきておりましたが、少しは地域の患者様のお役に立てておりますでしょうか?

職員たちにも休日・祝日出勤をお願いすることが多く、ご家族に寂しい思いやご不便をおかけしているのではと心配になります。この場でお詫びとお礼を述べさせていただきます。

私は東京のはずれの多摩地域の日野市で生まれ育ち、羽生市の徳州会羽生病院に勤務した事がご縁でこの地「行田市」で開業したのです。

つい最近まで「よそ者とジゲ(地元)」という言葉に悩まされ、傷ついてきました。

どれだけ地元の人たちのために尽くそう!あるいは尽くしていると思っていても少しも理解されていないのかな!と思い知らされることが過去医師会等に於いて多々ありました。
でもごく最近地元のロータリークラブにご推薦を頂いて入会できる事になりました。

医師としては行田市で1名だけ(1業種1名の原則との事)とお聞きしました。

一生懸命汗をかいて働き、地元に少しでも貢献できたらいいな!という思いを理解してくださる人たちがいるのだと思うととても嬉しくもあり、頑張っていこう!という気が更に沸き起こりました。

ちなみに実は今年の夏に父のお墓を日野市から行田市に移したばかりです。

本当に「行田市に骨を埋める覚悟」をし、子どもたちにも今後この地で後を継いでいくと了承を得ていたので、尚更うれしく思います。

今年は年初めから様々な出来事が続き、私にとっては大変な1年間でしたが、来年こそはとても平穏で充実した年になるよう自分自身にも皆様にもそうでありますようお祈りいたします。

7年後の東京オリンピックを楽しみにしながら皆様も健康で良き新年をお迎え下さい。

年末年始もげんきクリニックは毎日午前中診療を続けておりますので安心してお過ごしください。これが私から皆様へのお年玉プレゼントです。お受け取りください。

院長