げんき便り 2017年5月号 余裕ができました

日曜・祝日を設けて1ケ月が経ちました。しかも月曜の午後、木曜の午後に代診のドクターが見つかり、木曜日の丸1日もお休みを頂ける事になり、身体を休ませる時間が一挙に取れるようになり生活のリズムが一変しました。

げんきクリニックを利用されている患者様はいかがお感じでしょうか?ご不便を感じている方もいるかもしれませんが、ご勘弁ください。
初めの頃は今まで気が張っていた分疲れがどっと出てきたようでしたが、最近は身体が少し軽くなった気がしています。これからは患者様の健康だけでなく自分自身の健康にも留意しつつ診療に当たりたいと思います。また診療開始時間を5分でも10分でも早くして、なるべく皆様の待ち時間を短縮しようと思っております。

趣味として、「詩吟」を修行中ですが、新しい仲間が3名程増えてやる気満々です。
また医療の分野だけでなく、政治・経済のインターネットを通じた勉強をして20年に亘るデフレ脱却対策も分かってきました。建設国債や赤字国債を国が率先して発行し、金融政策では無く実体経済に役立つ具体的な財政出動が必要です。国土強靭化、インフラ整備、東京オリンピックのために大胆にお金を使うことが重要だと思います。

また今、明治維新から現代までの歴史にも興味を持ち、学生時代にぼんやりと聞き流していたような事柄にも注目してワクワクしています。あの当時のあるいは今の教師たちは何でこれらの事柄を教えてくれなかったのか、教えてはいけなかったのか、単に教える力量がなかったのか不思識でなりません。第2次世界大職後のGHQのWGIP政策(日本人の戦争責任意誠操作政策)の影糎でしょうか?

例えば江戸幕府末期から明治維新の頃、日本以外の全てのアジアの国々が欧米国家の植民地になっていながら、何故日本だけはアヘンに毒されずどこの植民地にもならずにいられたのか?イギリス製の蒸気機関車がなぜ真っ先に横浜〜新橋間に建設されたのか?(江戸城をいつでも砲撃できるための脅し?)土佐藩の一介の脱藩浪人にすぎない坂本竜馬が、大活躍できる程の莫大な資金をどこの誰が何の為に提供したのか?なぜ用心深くて常に懐に拳銃を忍ばせていた坂本龍馬がいとも簡単に暗殺されてしまったのか?天皇をトップに抱きつつ、江戸幕府から薩摩・長州藩等の既成の武士階級による権力移行ではなく、その遥か先を行く「四民平等」の民主主義国家をめざしていたので同じ倒幕の仲間から裏切られたとの説がある。

また日露戦争の大勝利の裏にアルゼンチンからの軍艦の提供が大きかったそうです。もちろんロシア本国でのレーニンによるロシア革命も追い風でしたが・・・

日韓併合も「日本の韓国への植民地支配の野望」というよりも、ロシアや中国に挟まれた地勢・国際情勢から、韓国自身がロシアや中国よりも当時目覚ましい国力を持つに至った日本を頼りにし、生き残りと近代化を図って自ら決断したようです。何でもかんでも「日本帝国主義の侵略」という考えはどうかと思います。日本は韓国を植民地としてではなく日本の国内と同じレベルに引き上げるべくインフラ整備や教育に力を注いだのです。

日本の近代史の悪意に満ちた歪曲から「歴史の真実」を今の子ども達に正しく伝えてあげ自分自身や自分の国への誇りや自尊心を取り戻し、「自虐史観」を取り去ってあげたいと思います。70年以上に亘るWGIP政策からの脱却が大事だと思います。

そのためにももっと自分が納得できるような正しい歴史を勉強したいと思っています。今はその為の時間的余裕を天から与えられたのかなと思っています。

院長