げんき便り 8月号 猛暑を乗り切ろう

今年の夏は本当に猛暑ですね。ゲリラ豪雨などを見ても、日本がまるで温帯気候から亜熱帯気候になってしまったように思えます。皆様お体にはくれぐれもお気を付け下さい。
外来にも毎日ではないけれど「熱中症」の患者さんがよく来院されます。
熱中症は下手をすると命を失いかねません。十分に注意をして下さい。

注意事項としては炎天下で長時間過ごさない事はもちろんですが、塩分・水分をこまめに摂取することが大事です。スポーツドリンク等をよく冷やして少量頻回補給して下さい。

頭部、特に後頭部が暑くなりすぎないように帽子・日傘等で保護しましょう。
農家の方は朝早く涼しいうちに草むしり等の作業を済ませて、昼間の暑い最中は大人しく室内で涼んだほうがよいでしょう。

学生・子どもさん達も炎天下での運動には注意が必要です。

高齢の方々では室内でも油断せずに適度にクーラーをかけて熱中症を予防した方がよいと思います。頻回にトイレ行きたくないと思って水分を積極的に摂ろうとしないお年寄りの方が多くみられますが、まめに水分補給を心がけて下さい。

この猛暑の季節をなんとか乗り切って、実りの秋を共に迎えましょう。

院長