令和元年8月 げんき便り 310号

日本列島の各地で梅雨前線や台風の影響で大雨が続き、不順な天候で太陽もさつばり顔を見せず沈んだ気分でしたが、ようやく約1か月遅れで梅雨明けが宣言されました。
子どもたちもプールや海に入れず夏休みも随分損をした気分だったでしょうね。
野菜も果物も不作でお米の出来栄えも心配していました。

でも今では逆に35度越えの猛暑が続き熱中症の心配が大きく懸念されています。
皆様くれぐれもご自身ご家族の体調管理、水分補給にご注意ください。

先日テレビ番組で経口補液剤がなぜ日本で世界に先駆けて作られたのかを放送していまし た。
それによると、ある製薬会社のMRさんがいつものようにDrを訪ねると、そのDrがあまりの暑さで点滴のボトルバッグを冷やしてゴクゴクト飲み始めたそうです。

確かに真水や氷水を飲むよりずつと体にスムースに浸み込んで各種電解質も吸収されると合点が行き、経口補液剤を開発したとのことでした。

夏場は人間は呼吸・発汗だけで1.8リットルの水分が失われ、180ccの水分を10回は補給しなければいけないと言っていました。
更には一晩寝ているだけで700cc以上の水分が失われるので寝る前の水分補給はより一層重要だそうです。

私も経口補液剤を見直してみることにしました。

院長