4年に一度の冬の祭典「ソチ冬季オリンピック」が終わりました。
日本期待の著名な選手たち、またあまり名前を知られていない選手たちみなさんが大活躍してくれました。
中でも男子フィギュア-の羽生結弦選手が東日本大震災復興のシンボルとして見事金メダルを獲得してくれたことは被災者たちへの何よりの励ましになりましたね。
でも何より凄かったのは女子フィギュア-の浅田真央選手です。
ショートプログラムで思わぬ緊張からか大失敗してしまい、本人はもとより日本人全員が茫然としてしまいましたよね。
彼女を誰がどのように励まし、声をかけたらよいのか、どう気持ちを切り変えさせる事ができるのか、と自分の身内のように本当に心配しましたし、落ち込みもしました。
もし自分に同じようなことが起こったらどうなってしまうだろうとか、人生のとってつもない挫折体験に直面した場合、どうやって乗り切れるものかと心配でなりませんでした。
フリー演技当日の様子もさもありなん、と思われるようなとても元気のない様子でした。しかし浅田真央ちゃんは世界最高水準の誰もまねのできないような素晴らしい演技をやり抜き、世界中の人々に感動を与えてくれました。
私もホッと胸を撫で下ろしただけでなく、むしろ尊敬の念を抱きました。
真央ちゃんは他人との勝負ではなく、自分との戦いに勝ったのだと思いました。
それに、たび重なる不利なルール改正ともずっと何年も戦ってきたのだと思いました。人間の持つ素晴らしい能力・誇り高き一面を見せてもらい本当に感謝です。
真央ちゃんはまだ23歳ですし、人生これからもいっぱいいろいろな事が待ち受けている事でしょう。
人間浅田真央をずっと応援し、見守っていきたいなと心から思いました。
院長