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2017年7月号 げんき便り 「たかが水泳 されど水泳」

2017年7月号 げんき便り 「たかが水泳 されど水泳」

いよいよ7月に入ります。今年の梅雨は猛暑と豪雨の豪快な繰り返しのようですね。

もうあと少しで夏になり、子ども達にとっては楽しみな夏休みが始まります。しかし残念な事に、毎年必ず川や海で子ども達の溺水事故が何十件と起こっています。

私はいつも思うのですが、何故世の中の大人たちは水辺で子ども連を遊ばせる時に「ライフジャケット」を必ず身に着けさせないのか?と。

ライブジャケットの価格が高いのならば、国が率先して幼稚園や保育園、小学校を通じて補助金を出し安価に提供すればよいのではと思います。

ある程度大人になったら自己責任を問われてしまいますが、事が未熟で弱い立場の子ども達に関しては、大人たちの社会的な責任が問われると私は思います。

また海に囲まれた島国に生きる人間の宿命として、水中を泳ぐ練習は欠かせないものと思っております。別にスイミングスクールの回し者ではありませんが、幼い時から子ども達には水泳の技能を習得させるべきだと思います。

かく言う私は、幼い頃にはプールもなくスイミングスクールもなかった時代でしたし、両親もどちらかといえば甘やかしの方で、危険な事をさせたがらなかったせいか、小学校の5年生までは全く泳げませんでした。

6年生の時にようやく学校にプールができ、いきなりプールで泳ぐように先生から指示され ました。私は足から思いづきり飛び込み、もがきながらやっとの思いで25メートル歩き切り、みんなからは健闘?同情?の拍手さえもらってしまいました。他にも泳げない子がたくさんいたはずですが、その子達はいつの間にかどこかに隠れてしまい、結局泳げず歩いたのは私一人だけでとても恥ずかしい思いをしました。

その年の夏、私はその事が悔しくてたまらず、毎日プールに通い続け、誰にも教えてもらう事なくプールの水を何十回何百回となくガプガプと飲み、まるで溺れているが如く、もがくようにして独自で平泳ぎとクロールを下手くそながらもマスターし、25メートル泳ぎ切れるようになりました。

夏休み明けには先維から3級の認定書も貰い、「よくひと夏でここまで頑張ったな!」とお褒めの言葉を頂きました。その事が後の自分の人生にものすごい自信を与えてくれました。
「ひたすら努力さえすれば、必ず最後は報われる」と。
我が家では5人の子ども連には幼い頃からスイミングスクールに通わせ特に水泳選手にするのではなく、「水難事故に遭っても生き延びられる力」をつけさせようとしました。
みなさんのお宅はどうお考えでしょうか?「たかが水泳、されど水泳」ではありませんか?

院長

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