2020年2月号 武漢コロナPart1恐いウイルス恐い国

今世間では新型コロナウイルスの感染で大騒ぎです。かつて世界ではコレラ、ペストなどの大流行で大勢の人たちが命を落とし、最近ではエイズ、サーズ、マーズと次々と新しい形の感染症が現れては収束してきました。

新型コロナウイルス感染もいずれは収束に向かうことでしょう。今がピークのような気がいたします。ただワクチンが作られるのには8か月くらいかかるようですし、東京オリンピックの影響が懸念されます。

各国が自国民を帰国させて隔離や保護をしていますが、それぞれのお国柄がでています。ニュージーランドでは本国からかなり離れた離島に隔離します。

韓国では自国の隔離施設に「入れるな」と反対運動をする動きもあり、それでは中国・重慶から帰国することもままならず、見捨てることにもなりかねません。何でも反対というのはどうでしょうかね。これも一つのお国柄でしょうか。

日本ではチャーター機で迎えに来てもらった人たちの中には、自分は無症状だと言って検査も受けずに勝手に自宅に帰ってしまった人もいるようです。何か自由と責任をはき違えた行動に思えてなりません。症状なしでも検査で陽性のキャリヤーであったり、一つ間違えばそういう人でもスーパースプレッダーになれば取り返しがつきません。

あとせっかくチャーター機を飛ばしながら、隔離のホテルの部屋が足りず相部屋にしてしまい、陽性者と同じ空間で過ごさせてしまったりと、政府の幹部・お役人の大失態です。ともかく最善を尽くして日本人でよかったと思わせてほしいものです。

それにしても中国という国は国土も人口もとてつもなく広く多くて、混とんとして古代と超近代が入り交ざって不思議で何となく怖い国ですね。

どうつきあっていけばよいのか心配です。

院長