NO.104

今年はなんでも暖冬だと聞いていましたが、ここ最近の寒波はいったいどうしたことでしょう?たまりませんね。

ところで、一年で一番寒い大寒から2月3日(節分)まで、日本では「寒修行」とか「寒稽古」が各地で行われる習わしがあります。
我が家でも毎年親子全員で、寒修行に参加していますが、そこで入手した巳年(みどし)にまつわる話を紹介しましょう。

『蛇は世界各地に棲息(せいそく)し、古来よりその特異な形態から、人々に恐れられたり嫌われたりする一方で、神聖視されてきた動物です。日本でも古くは「古事記」に神の化身として登場していますが、水辺に出没することが多いので、水神との繋がりが深く、白蛇は「弁才天さま」の神の使いとしても知られています。
またネズミを食べる事から「穀物の守護神」ともされてきました。
熱帯地域では10メートル近い巨大なものも棲息していますが、その他の蛇も脱皮を繰り返しして終生成長し続けるとされ、永い年を経るほどに大きくなっていきます。
十二支の「巳(み)」は一日の時刻に換算すると、もうすぐ真昼、季節であればもうすぐ真夏という位置にあたり、活発に成長する時を示しています。』

私達も今年は是非とも巳年にあやかって、20世紀からのしつこく執(とら)われてきた古い皮・考えを思い切って脱ぎ捨てて、絶えず成長し続ける生き方をしていきたいものですね。

げんきクリニックも今年は2月から精神科グループホープ「美蕾(みらい)」を、4月からは病児保育所「げんきキッズ」を行田市の委託事業としてスタートさせますし、絶えず成長し続けていきたいと思います。皆様のご支援のほどよろしくお願い致します。