NO.110

平成13年8月1日発行

いよいよ夏本番です。
連日の猛暑でかなりバテ気味の大人たちをしりめに、子供たちは夏休み突入前にすでに真っ黒に日焼けして、元気いっぱいですね。

普段なかなかやれない事を経験したり、滅多に行けない所へ家族で出かけたりして、充実した夏休みを送ってほしいと思います。

今年は我が家では子供たちに登山を経験させようと計画しています。
ただ色々なことに挑戦し冒険すれば、必ず事件や事故に巻き込まれる可能性がとても高くなります。
海や川へ行けば、波にのまれたり、流れに流され深みにはまったりと毎週全国で、信じられないほど多くの人が水難事故に遭います。

しかし欧米では滅多に子供たちは水難事故で亡くなったりしないそうです。
なぜなら親たちは子供たちに必ず救命胴衣をつけさせて遊ばせるからです。
川原の中州でキャンプする場合は、雨が降ってきたら安全な場所に移動することも、タイミングを失することなく行わないと、2年前の悲惨な増水事故の二の舞になってしまいかねません。

先日の明石市での花火大会歩道橋事故などを見ると、花火大会やお祭りのイベントもあまり人手が多すぎる所へは深入りして近づかないようにするのが賢明のようです。

また夏休み中に生活がだらしなくなるクセが身に付いてしまい、あげくに「家出」して事件に巻き込まれたり、誘拐されて殺されてしまうという事件にも発展しがちです。(とりわけ女のお子さんはおおいに注意が必要でしょうね。)

病気の面では今年のような猛烈に暑い夏には水分の補給につとめ、炎天下を避け、特に後頭部が熱くなりすぎないよう注意をして、日射病や熱中症にならないように気を付けて下さい。
それに夏風邪はよく脳髄膜炎になりやすいので、甘く見ないで激しい頭痛や急に吐いたりすることがあったら早めに受診してみてください。

そして、もっと真っ黒に日焼けして、心身ともにさらにたくましくなった元気な姿で、子供たちが2学期を迎えられるといいですね。