No.219 節電対策

早いもので7月になります。

いま梅雨(つゆ)の真っ盛りで、九州地域の大雨が大変なことになっていますが、北埼玉では「どんよりした天気」程度で推移して、まずは一安心といったところです。

むしろ原発事故の放射能汚染がいまだに止まらず、首都圏の環境汚染の広がりの方がもっと心配になりますね。

放射能に対する「集団ヒステリーだ」という過剰反応を批判する意見も聞かれますが、これから数十年先の人体に対する影響を考えれば癌や白血病・奇形児などの発症が何倍も増えはしないかと心配になるのも無理のないことだと思います。

なんとか最新の科学技術を駆使し、一刻も早い政治決断で予算を大胆につぎ込んで早く収束状態に持っていってほしいものです。

それに今年の夏がもし昨年のような「猛暑」になったらと思うとさらに心配がつのります。

当院でも今から節電に努め、停電時の最低限の電力確保にと頭を悩ましています。

大がかりな自家発電設備も考えたのですが、あまりの費用の大きさにびっくりし断念。複数のバッテリーの設置でなんとか切り抜けることにしました。

ともかく3月4月の計画停電の時のように診療をストップしないで済むようにしていきたいと考えております。

病児保育所も暑い盛りにお預かりした子どもさん達が少しでも快適に過ごせるよう保育室を涼しい場所へ移したり、停電時にバッテリー内蔵の扇風機を使用したりと考えています。

東北地方の地震や津波に被災された人たちの思いを考えると、これしきの事は頑張って乗り切って当たり前という意識で悩んでいこうと思います。宜しくご協力ください。