No.222 深まる秋、インフルエンザ予防接種

10月になり、とても快適な季節になったので愛犬との早朝の散歩を再び始めました。一時間近く歩くと、なまった体が悲鳴をあげ、数日間足の筋肉痛が起こりびっくりです。

それでも我慢して続けていると、次第に馴染んできました。有酸素運動はとても体に良いと言われていますので、しばらく続けていきたいと思います。

外来で普段診ていて感じるのは、とても元気な高齢者の方は決まってよく歩き、足腰が丈夫な方が多いようです。しかも頭の方もとてもしっかりしている方が多いようです。

足は第2の心臓と言われ、よく歩いて地面と足の裏との間に何度も圧力がかかると、うっ滞した静脈の血液が重力に逆らって心臓の方に戻され、下半身のむくみを改善する効果も期待されます。

散歩を再開してみると、稲穂がとても重そうに頭を垂れて黄金に色づいていることに改めて気が付きました。

そういえば昨年は記録的な猛暑の影響で、稲穂が褐色でまだらになり、イネの粒も多くがスカスカになっていた事を思い出しました。

今年は今年で放射能の汚染が心配され、農家の方は毎年本当に大変だなと思います。

なお秋も深まってきて、10月になるとインフルエンザの予防接種の季節になります。

例年は事前に予約が必要でしたが、今年からはストックを豊富にして、いつでも外来に来て申し出てもらえば即診察してワクチンを打てるようになりました。

今年は新たに季節型のA・B型と新型の区別・診断ができる検査キットも使用しています。
接種量も生後6ヶ月から6歳(未就学児)までは0.25mlと増量して2回、4週間ほど間隔をあけて打つように国から指示がありました。

6歳以上の小学生は0.5mlを2回。それ以上の中学・高校生・大人は0.5mlを1回。希望する者は念のため2回打つこともお勧めです。特に受験生など。

料金や接種量、接種間隔など詳しくは受付または看護士にお尋ねください。