NO.39

平成7年4月1日発行

4月から『友の会』の新年度がまた新たにスタートします。
昨年度から会員へポケットベル・携帯電話による救急連絡サービスもしていますが、必ずしもうまく機能できないときもあり、それは今年度の課題となりそうです。

さて今年9月より理学療法の内容を一新させたり、デイケアの活動の場を大きく転換させようと考えており、内容・形態ともにげんきクリニックがさらに大きく変わる年度になりそうです。
友の会の活動も4年目に入りますが、多くの皆さんが医療機関に何を求めているのかを考えつつ、どのような医者ー患者関係を築こうか試行錯誤の連続で、夢中で頑張ってきた3年間でした。しかしまだまだ皆さんの要望やエネルギーを糧として十分な活動ができているとはいえません。

医療に対して常日頃「こうあってほしい」「こんなふうではけしからん」など一言意見をお持ちの方々、「こんな医療機関があったらいいのに」とお思いの方々は是非『友の会』に参加されて思い切りぶつけて下さい。マンネリにならないよう常に努力と創意工夫に努める決意ですので、是非会員になって一緒につくっていきませんか?ボランティア志願の方も大歓迎です。

ボランティアといえば、阪神大震災では多くのボランティア組織が小回りの利いためざましい活躍ぶりをみせており嬉しい限りです。ボランティアに対して「偽善的だ」とか「特別な才能を持った人とか暇のある人がやるもの」という考えから、「ごく普通の人が自然にわき出た気持ちから出発して、やれることから素直に行動に移せばいいのだ」という考えに日本の世の中が変わっていくきっかけになっていくように思えて成りません。楽しみにしています。