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風薫る5月となりました。

陽気が良くなると、人は風邪をひかなくなり、お医者さんの顔が青くなるとよく言われますが、皆さんの体の具合はいかがですか?しかし最近「風疹」「りんごほっぺ病(伝染性紅斑)」「水痘」「おたふく風邪」といった病気が流行しています。こういう風邪は、インフルエンザ等と違って、少し陽気が暖かくなると不思議と流行ってきますので注意しましょう。まだかかったことのない人は終生免疫となるので、早めに予防接種しておくと良いでしょう。

また、オリンピックの年には「マイコプラズマ感染症」がはやり、肺炎となりやすいので注意が必要です。

また、5月になると、やたらと眠れるようになり、体が怠いと訴える人が増えてきます。新しい学校や仕事について、緊張した1ヶ月を乗り越えて、そろそろ気が抜けてドッと疲れが出る季節でもあります。いわゆる「5月病」「登校拒否」「通勤拒否」「無気力症候群」といったものが、次第に若葉とともに芽を吹き出しやすいものです。早期診断・早期治療が大切ですので、早めに診療内科として相談される事をおすすめします。