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インターネットを利用する人が、ここ1年間で急激に増えていると聞きます。
かくいう私も、この10月より利用し始めたくらいですから、世間でそれだけ普及するのも当たり前というものです。導入を決心したのは、8月の姫路での外来小児科学会でのデモンストレーションをみて、利用法を考え始めていた事と、病原性大腸菌O-157騒動で厚生省や医師会からの情報は内容がおおまかでしかも遅いため、現場では全く参考にならなかった経験から、詳しくかつ時期を失わない情報の大切さを痛感したためです。

しかも所属大学とのネットも直属させて連絡は密になるし、今後はホームページを設置したりして様々な情報をげんきクリニックとして発信したり、逆に様々な意見や医療相談を受けたり出来るようになるものと思います。

また、必要とされる文献の検索や医薬品の情報も自分で簡単に出来るようになれば、いわゆる製薬会社や薬卸問屋のプロパーさんからの都合の良い情報だけでなくなるので、医療現場が製薬、資本に振り回される割合が緩和されるかもしれません。

今のところは診察室のバックグラウンドミュージックや、アフターダークという画面を見て楽しんでもらっています。
今後の利用法にご期待下さい。